【60代からでも遅くない】老後貧乏にならないためにすべきこと7選

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「自分に老後は来ない」と思っていたのに気づけば60代。会社も退職し、最近になって年金がいくらもらえるんだろうと気になるようになりました。

コールセンターで男性社員並みにバリバリ働いていたのに大した貯金もせず、「金は天下の回りもの」などと呑気に過ごしていたことが悔やまれます。

そんな私の自戒の念を込めて、老後貧乏にならないためにすべきことを7つ、ご紹介します。

今からでも遅くない。だって人生100年時代ですから。

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老後貧乏にならないためにすべきこと7選

①年金額を確認する

まず、自分が年金をいくらもらえるのか確認しておきましょう。

一番おすすめなのは、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」で確認することです。

紛失した場合は、「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」に電話すると再発行してくれますし、ねんきんネットでも確認することができます。

えー、こんなに少ないの~と嘆かないでくださいね。

②支出をイメージしておく

年金額が確認できたら、次は予想される支出を確認しておきましょう。

未来のことはなかなか予測できませんが、どのような支出があるかを把握し、あとどれくらいの資金が必要なのかイメージしておくことが大切です。

生活費

総務省統計局が発表した、2022年(令和4年)家計の概要|家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)によると、65才以上の1ヵ月に必要な生活費は以下のとおりです。

項目単身者夫婦世帯
食料37,485円67,746円
住居12,746円15,578円
光熱・水道14,704円22,611円
家具・家事用品5,956円10,371円
被服および履物3,150円5,003円
保健医療8,128円15,681円
交通・通信14,625円28,878円
教育0円3円
教養娯楽14,473円21,365円
その他の消費支出31,872円49,430円
上記合計(消費支出)143,139円236,696円
非消費支出(税金や保険料など)12,356円31,812円
総合計155,495円268,508円

あくまでもモデルケースですが、「ここはもっと減らせるけど、ここはもっと必要」というように、シミュレーションの参考になるはずです。

生活費以外にかかる費用

介護

生活費とは、あくまでも月々にかかる費用であって、生活費以外にかかる費用が悩みの種であることは言うまでもありません。

特に下記の項目は、支出の中でも大きなウエイトを占めており、事前の心構えと段取りが必要です。

住居費

先程ご紹介した生活費の統計は、持ち家、かつ住宅ローンも完済しているという前提で作られているため、「住居費」の予算として、夫婦世帯で15,578円しか計上されていません。

これはおそらく、固定資産税などの予算かと考えられます。

そのため、賃貸であったり住宅ローンが残っている場合は、プラスしておかなければなりません。

突発的な医療費

一人の人間が一生涯に使う医療費を「生涯医療費」と言いますが、厚生労働省が発表した令和4年のデータによると、男女合わせて2,700万円のお金が医療費に使われています。

実は、そのうちの半分が70歳以上で使われているのだとか。

実際に負担するのは、69才までが3割、70才~74才までが2割、75才以上の後期高齢者は、原則1割負担ですが、2022年10月から法律が改正され、75歳以上の方で一定以上の所得がある方後期高齢者は2割負担となりました。

また、2024年4月からは国民健康保険の年間保険料の上限が2万円引き上げられるなど、今後も負担が増えることは避けられないでしょう。

介護費

一口に介護といっても、自分の介護、夫の介護、はたまた親の介護も現実問題です。

ちなみに、介護が必要になった原因の1位は認知症、2位が脳卒中、3位が骨折・転倒で、介護期間は平均61.1カ月(5年1カ月)と、長期に及ぶというデータが出ています。

介護費は人によって大きく差がありますが、介護ベットやバリアフリーなどの一時金として74万円、月々の負担額は、84,000円程度と言われています。

参考:(公財)生命保険文化センター「令和3年度生命保険に関する全国実態調査」

子供や孫への援助

子供が独立してからも、何かにつけてかかるのが子供や孫に対する援助です。

最近は、少子化に伴い子供の数は減っているものの、逆に一人あたりの教育費はうなぎ上り。幼稚園から大学まで、全て公立に通ったとしても、養育費・教育費含めて約2,460万円かかるとi言われています。

少しでも助けてあげたいと思うのが親心ですが、現役世代ならいざ知らず、年金収入だけで過度な援助をすれば、老後破綻につながる可能性も捨てきれません。

家の修繕費

持ち家があってローンも完済しているからといって安心はできません。

なぜなら家の老朽化に伴う修繕費、介護に見合うリフォーム、固定資産税、マンションなら管理費と、家を持っていたらいたで、かかるお金が後を絶たないからです。

修理費用の例としては、

・屋根:約180万円~
・外壁:約340万円~
・雨樋:約15万円~
・バルコニー・ベランダ:約60万円~
・白蟻防除工事:約45万円~
・追い焚き付きガス給湯器:約75万円~

などがあげられます。

ちなみに築30年の我が家、先日暖房ボイラーが寿命を迎え、交換費用に約30万円かかりました。

③運動を習慣にしておく

年齢にかかわらず「運動不足は百害あって一利なし」です。

特に高齢になってからの運動不足は、がん・脳卒中・糖尿病などの生活習慣病を引き起こすきっかけにもなります。

また、高齢者にとって「筋肉の衰え」は致命的。

なぜなら、筋肉量が足りないと転倒して骨折しやすくなるので、寝たきりになる可能性も少なくないからです。

筋肉量を維持するためには、「高たんぱく低脂質」の食品を心がけ、散歩やジョギング、軽い筋トレなどを今から習慣にしておきましょう。

④生活レベルを下げておく

2025年に後期高齢者になる、いわゆる「団塊の世代」の方は、40歳前後の働き盛りをバブル経済の中で過ごしてきました。

現在60代の私もバブルの恩恵を受け、当時は、お金に困ったという記憶があまりありません。

生まれ持った性格もあり、海外旅行に行く、ブランド品を買う、高級店で食事するなど贅沢な時代を過ごしてきましたが、一度贅沢を覚えてしまうと生活レベルを下げるのは容易ではありません。

お金がなくなれば働けばいい、という事ができなくなるのが老後です。

・使っている化粧品のランクを下げる
・「欲しいもの」ではなく「必要なもの」を買う
・外食の回数を減らす
・断捨離してものを増やさない
・格安スマホに買える

など、質素な生活レベルを心がけ、健康な毎日が幸せだと感じられる習慣を身につけておくことが大切です。

⑤お金のかからない趣味を持つ

幸せな老後を送るために必要なのはお金ばかりではありません。

残りの人生を穏やかに暮らすためには、自分が楽しいと思えるる趣味が不可欠です。できれば、あまりお金のかからない、健康的な趣味があると良いでしょう。

例えば、

・ガーデンニングをしながら朝日を浴びる
・季節の移り変わりを感じながら散歩する
・ジョギングする
・ジグソーパズルで脳を鍛える
・水泳で筋肉を鍛える
・ボランティア活動をしながら人と触れ合う

など、体と脳に適度な刺激を与えられるものがおすすめです。

⑥夫婦仲良く暮らす

最近多いのが「熟年離婚」。個人的には離婚は悪いことだけではないと思いますし、残りの人生、自由に生きるために、満を持して決断する方もいらっしゃるでしょう。

ただし現実問題として、熟年離婚をしたあとは、基本的に自分一人の年金で暮らしていかなければなりません。

特に、それまで専業主婦やパート程度の仕事しかしていなければ、収入は国民年金のみなので、ひと月に数万円程度しか支給されません。

ちなみに、夫の厚生年金を分割して受け取る「年金分割制度」を利用すれば、6000円~3万円程度増えるものの、生活に十分な額とは言えないでしょう。

年金のために離婚しない、というのは打算的な考え方かもしれませんが、「顔も見たくない!」というほどの相手でなければ、一歩踏みとどまって仲良く暮らすのも選択肢の一つではないでしょうか。

どうしてもというなら、「その時のため」にせっせと働いて、老後資金を貯めておくのも、それはそれでアリですけどね。

⑦投資を始める

老後貧乏にならないためには、年金以外の収入源や、貯金や保険などの資産を作っておくことです。

もう遅いって?

いいえ、今からでも遅くはありません。

私は先日、新NISAの「つみたて投資」を始めました。銘柄は「eMAXIS Slim 全世界株式」(オール・カントリー)」、いわゆる、手数料が安くて手間もかからないインデックスファンドというものです。

「投資は怖い」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、自分の判断で売り買いする株式投資とは違い、お金を証券会社に預けてプロに運用してもらう「投資信託」なので、初心者でも取り組みやすい投資方法です。

現在61歳の私が毎月3万円づつ積立てて、想定利回りが5%で運用できたとすると、10年後の71才の時には463.1万円になっているという目標です。

ちなみに、投資信託の平均利回りの目安は3%~10%と言われているので、5%での計算は妥当だと言えるでしょう。

みらい電卓」で、簡単にシミュレーションできるので、是非やってみてください。

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最後に

老後の不安は尽きませんが、無くて困るのはお金ばかりではありません。

質素な暮らしを維持するために節約を楽しんだり、散歩をしながら季節の移り変わりに感動するなど、楽しむ心がなければ、心身ともに健康ではいられないでしょう。

人生100年というけれど、そのうち20年が寝たきりなら意味がない。

60歳からでも遅くありません。質素な暮らしを幸せと感じ、健康第一の生活習慣を身につけて、心おだやかに老後を迎えたいですね。

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