Webライター初心者でも「1万円稼げる」リライト案件の選び方

仕事
記事内に広告が含まれています。

クラウドワークスのお仕事なかなか受注できない…

クラウドワークスってやっぱり稼げないじゃん!

と思っているそこのあなた!

私も最初はそうでした。「タスク案件」ばっかりやって慣れたのはいいけれど、まとまったお金にならない…やっぱり「私には向いてない」って思っていました。

ところが思い切って「リライト」の仕事をやり始めたらあっさり1万円稼ぐことができてびっくり。

今回は、

  1. Webライター初心者向きリライト案件の選び方
  2. リライトに欠かせない文章表現の変え方のコツ
  3. リライト作業に欠かせないチェックツール

の3点について解説しています。

リライト業務はコツさえつかめばどんどん早くできるようになりますし、何よりWebライティングの練習をしながら収入を得ることができるんですから一石二鳥ですよ!

この記事を書いた人
  • Webライター検定3級取得
  • リライト業務だけで月5~10万の収入がある
スポンサーリンク

Webライター初心者でも1万円稼げるリライト案件の選び方

「リライト」は2種類ある

Webライティングにおける「リライト(rewrite)」とは、相手にわかりやすく文章を書き換えることです。

ただし、一口に「リライト」と言ってもその範囲は多岐にわたり大きく2種類に分かれます。

  1. すでに公開されているコンテンツのタイトルや本文をSEO対策も意識して修正する
  2. 与えられた原稿の中味はあまり代えずに文章表現を目新しくする

どちらも「リライト」ですが、初心者におすすめなのは「2」のリライトです。

なぜなら、

  1. 記事執筆のように構成から考える必要がない
  2. 情報集めがいらないのですぐに作業に取りかかれる
  3. 継続して依頼される場合が多いので収入が安定する
  4. ライティングの勉強になる

からです。

初心者向きリライト案件の見分け方

クラウドワークスでリライト案件を探すには、

仕事を探す→「ライティング・記事作成」→「編集・構成・リライト」で探せます。

まず、「すでに公開されているコンテンツのタイトルや本文をSEO対策も意識して修正する」リライトは以下のようなお仕事です。

要するに「リライト」という名の記事執筆です。

具体的には検索上位にあがっている記事と比較して足りない部分を補ったり、現状よりもPV(アクセス数)が上がるような修正を求められるので、初心者には敷居が高い仕事です。

その分、単価も良いので慣れてきたらドシドシ挑戦しましょう。

もう一方で初心者向きなのは下記のような案件です。

例1
2

というように、どちらも文章表現を変えることがメインのお仕事です。

仮に1本1000円のお仕事なら✕10本で10.000円になりますよね!※ここから手数料が引かれます

最近は上記の例のように、元の原稿をYouTube動画のシナリオに書き換えるというお仕事がたくさんあるので、初心者の方でも受注できる確率が高いですよ。

スポンサーリンク

リライトの具体例

文章表現を変えて目新しい文章にするためにはいくつかのコツがありますが、まずは実際のリライト例を見てみましょう。

ここまでクライアントが求めるかわかりませんが、「あっ、こういうことね」というイメージをつかんで下さい。

〈リライト前〉

吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。

何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

吾輩はここで始めて人間というものを見た。

しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪(どうあく)な種族であったそうだ。

「吾輩は猫である」より抜粋

〈リライト後〉

僕には名前が無いし自分が誰なのかもさっぱりわからないが、猫という生き物であることは間違いないらしい。

そういえば狭い物置のようなところで「にゃ~」と言っていたような気もする。

僕をここに連れてきたのはどうやら人間という生き物らしいが、毎日大人しく本ばかり読んでるかと思えば急に怒鳴ったりして、つくづく変わった生き物だと思う。

つまり「大筋の意味は変えずに表現を変える」のがリライトであって、

語尾の「ですます」や接続詞の「てにをは」を変えるだけではリライトとは言えません。

最終的には、

いかにクライアントから提供されたマニュアル通りに作業できるか

がカギです。

文章表現を目新しくするコツ

文章表現を目新しくするにはいくつかコツがあります。それぞれの例文をご覧ください。

主語と述語の位置を変える

リライトとは、読者にわかりやすい文章に書き換えることです

読者がわかりやすいと思う文章に書き直すことが、リライトの最大の目的です

感情表現や形容詞を盛り込む

毎日勉強しているのに成果がでない

朝から晩まで勉強しているのに、これっぽちも成果につながらない

「ことわざ」や「慣用句」を使う

2人はお互いに主張しつづけています→2人の会話は平行線をたどっています

親切にしてあげたのに裏切られた→恩を仇で返された

否定表現⇔肯定表現にする

理解できないわけではありません→とてもよく理解できます

わずかに希望が残っています→可能性はゼロではありません

これ以上頑張る気力がありません→限界まで力を出し切りました

むずかしい→「簡単なことではない」「容易なことではない」

言葉や単語を違う言葉に変える

散歩→ウォーキング

晴れている→天気がいい

いわゆる→俗に言う、世間でいうところの

しぼり出すような声→蚊の鳴くような声

検討する→念入りに調べる

Google検索で「〇〇類義語」「〇〇言い換え」と検索するといいですよ!

むずかしい言葉をかみ砕いた表現にする

あの人の傲慢な態度が許せない

いつも偉そうに威張っているのが我慢できない

こんな文章は読みにくい

せっかくリライトしても文章が読みにくければ元も子もありません。以下のポイントに注意することで読みやすい文章に修正することができます。

これらはWebライター3級の試験にも出題されていますので、しっかり理解すれば試験対策にもなりますよ。

同じ文末表現が続いている

僕は将来サッカー選手になりたいです。理由はかっこいいからです。そのためには毎日練習することが大切です

何となくテンポが悪いですよね?

僕には将来「サッカー選手になる」という夢があります。なぜなら内田篤人選手のようにかっこよくなりたいからです。そのためには毎日欠かさず練習しなければなりません

漢字が多い

添付資料は、工事完了後至急返却致します

いただいた資料は、工事が終わりましたら速やかにお返しいたします。

パッと見、印象がやわらかく読みやすい文章になりましたね!

一文が長い

ネット上にはさまざまな記事が存在しますが、テーマや内容についてはクライアントの意向にそって執筆するため、自分が経験したことであればスラスラ書けるでしょうし熱のこもった良い記事がかけるので、経験が多いほうが絶対に役に立つのです。

今やネット上には星の数ほどの記事が存在します。

テーマや内容についてはクライアントの意向を優先して執筆しますが、自分が経験したことであればスムーズに書けますよね。

つまり、経験が多いほうが最終的には熱のこもった良い記事になるのです。

文章が長いとそもそも読む気になりませんよね。適宜切り分けることが必要です。

点「、」が多すぎる

Webライターの仕事は、真面目にやれば、とても、稼げる、仕事です。収入源の、一つとして、持っていても、絶対損はない、仕事です。

「、」通りに息継ぎをして読んだら絶対聞きづらいし、見た目も「うるさい」感じがします。

Webライターの仕事は、真面目にやればとても稼げる仕事です。収入源の一つとして持っていても、絶対損はない仕事です。

リライト業務に便利な無料ツール

リライト業務に欠かせないツールを3つご紹介します。全て無料です。

▶ difff《デュフフ》

左にリライト前、右にリライト後の文章を入れて「比較する」をクリックすると、どこが修正されたかひと目でわかります。

「ピンク」のところが修正済みですが、リライト部分が少ないのでこれはNG例ですね。

▶ 文章比較ツールは、上記と同じような使い方ですが、「追加された文字」「削除された文字」を見分けることができます。

▶ 文字数カウントは、文字数だけを調べるシンプルなツールで、ライティングやリライトには欠かせません。

最後に/まとめ

今回は、「Webライター初心者でも1万円稼げるリライト案件の選び方」として、以下のポイントを解説しました。

  1. Webライター初心者向きリライト案件の選び方
  2. リライトに欠かせない文章表現の変え方のコツ
  3. リライト作業に欠かせないチェックツール

初心者向けのリライト業務を選べば、月に1万円稼ぐことは十分可能です。

大事なのは以下の2点!

  • クライアントの指示書どおりに行うこと
  • 語尾の「ですます」や接続詞の「てにをは」を変えるだけはNG

クライアントとの信頼関係ができれば単価も上がるかもしれませんし、直接仕事がもらえるようになる可能性もあります。

何よりライティングの勉強になるので、初心者の方はぜひ挑戦してみてください!

タイトルとURLをコピーしました